エアロビクスのレベルを考えてみた

エアロビクスは資格など特に不要で、誰でも参加できるエクササイズですが、
プログラムを見ると、様々なレベルがあります。
とはいえ、ジムやインストラクターによって解釈が異なるため、
同じ初級というレッスンがあっても中身が全然違っていることもよくある話です。
そこで今回は、エアロビクス歴9年の筆者が考えるレベル感をまとめてみました。

これができたら初心者卒業のエアロビクスレベルとは

まずは、初心者卒業レベルです。
初心者卒業レベルの条件は2つあります。
1つ目は、エイトカウントを数えられるという事です。
エアロビクスは、音楽に合わせて動きます。そのため、リズム取りがとても重要です。
レッスンは、ドンドンドンという音を8回を1セットで進めていきます。
そのため、8回ずつ数えられると、初心者から初級者へ進級できます。

実は、これが難しいのです。
動きに集中しすぎると、早どりといって、リズムより早いタイミングで動いてしまう事が
あるからです。
卒業するためには、普段から、音楽を聴くことで、リズム感を養う練習が必要です。

2つ目は、みんなと同じように前後左右へ動けるという事です。
エアロビクスは同じフロアで多くの人が踊ります。
そのため、車の運転と同じように、車間距離や同じ方向に動くことが大事です。
みんなが右へ動いているのにひとりだけ左に動いてしますと、ほかの人にぶつかりケガをしたり
させたりする危険があります。
そのため、どっちの方向に動いているのか、周りを意識することが重要です。

これができたら初級者卒業のエアロビクスレベルとは

次に、初級者卒業レベルです。こちらの要件は2つあります。
1つ目は、基本的なエアロビクスの動きの名前を覚えるという事と、元の位置に戻るということです。

エアロビクスの基本的な動きはたくさんあり、それぞれ名前がついています。
例えば、足を前に出すのをマンボー、Vのように足を広げるのをVステップなどです。
インストラクターが動きの指示を出すことをキューイングと言いますが、
動きの名前を覚えていると、インストラクターを凝視する必要がなくなるので動きやすくなります。

2つ目の元の位置に戻るというのがとても重要です。
エアロビクスは。前後左右動きますが、全部の動きを終えると、必ずもとに位置に戻るように
作られています。

そのため、動きを通した後で、最初の立ち位置と違う場所に立っていた場合は、
歩幅のバランスが悪くなっているかもしれません。
特に初級から中級クラスになると、動きも大きくなり、テンポも速くなるので、
最初の位置に戻ってくるが大事だと気付くと思います

これができたら初中級者卒業のエアロビクスレベルとは

初心者、初級者の次は、エアロビクス的には初中級というクラスになります。
このクラスあたりから、ターンがあったり、面が変わったり、今までのエアロビクスクラスとは
景色が変わってきます。

初中級の卒業レベルは、インストラクターを見なくても動き(=コリオ)を覚えてる
という事です。

先ほどもお話しましたが、このクラスから、正面ではない動きが入ってきます。
つまり、今まではインストラクターを見ながら動作を真似すれば、ある程度動けることができましたが、
面が変わることで、インストラクターを見ることができない向きで踊る必要がでてきます。
そのため、自分でコリオを覚えていないと、動くことができず、通称「地蔵」という迷子いなってしまいます。

すべてのコリオを覚える必要はありませんが、特に面が変わった際に、どういう動きなのか理解しておくのが
重要ですね。

ちなみに、コリオを覚えるのが難しい場合、参考にできる人をうまく見つけるスキルも必要です。

これができたら中級者卒業のエアロビクスレベルとは

いよいよ中級クラスです。
中級クラスになると、差し込みといってコリオの順番が変わったり、
頭替えといって、コリオの途中が最初になったりと、覚えた順番通りに踊らなくなります。

そのため、中級の卒業レベルは、いかなる差し込みや頭替えにも動じることなく、
瞬時にコリオの順番や方向を切り替えられる柔軟な対応をできるという事です。

このクラスまでたどり着くためには、
何度も何度もエアロビクスのレッスンを受けなければなりませんが、
少しずつ成長する実感を味わいながら、進歩したいですよね。

コリオを覚えられないという方はこちらもご覧ください

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