
バレトンというレッスンを受けると、痩せると聞いたんですけど、どうなんでしょうか

今回は、バレトンについて確認しましょう。
バレトンは、フィットネス、バレエ、ヨガのいいところをとっているので、脂肪燃焼、体幹・姿勢改善など多くの効果がありますよ。
この記事のまとめ
・バレトンレッスンは3パートに分かれている
・体幹姿勢改善やダイエットに効果的
・初心者でも十分楽しめます
バレトンのコンセプトと各パートの意味合いを確認する
さっそく、バレトンについて紹介しましょう。
バレトンンコンセプトは、美しいプロポーションのキープとシェイプアップ
最初に、バレトンのコンセプトの確認です。
バレトン本に、コンセプトがありましたので引用します。
ニューヨークのシャノン・フェイブルさんをはじめとする第一線で活躍するバレエダンサーが、美しいプロポーションをキープし、しっかりと身体をシェイプするために開発した全く新しいメソッドです。(角川書店・バレトンメソッドより)

バレトンは、バレエダンサーが開発しただけあって、からだの軸(土台)を作り、動かしやすく柔らかい筋肉を作り、脂肪を燃やす代謝のいいカラダをつくることを目的にしているんですね。
バレトンはフィットネス、バレエ、ヨガのパートから成り立っている
バレトンは、フィットネス、バレエ、ヨガの3つのパートをノンストップで続けます。
では、それぞれのパートの目的を、また引用で確認しましょう。
フィットネスパートでは、主に筋トレの要素を取り入れ、体の表面にある大きな筋肉を鍛えます。
バレエパートでは、柔軟性を重視するエクササイズで、からだの奥のインナーマッスルを強化するパートです。
最後のヨガは、呼吸をコントロールする目的で、コアマッスルを刺激し、自律神経の調整にも働きます。(角川書店・バレトンメソッドより)

バレトンのコンセプトが分かったところで、次は、実際のレッスンの流れを確認しましょう。
バレトンのレッスンの流れを確認する
では、バレトンのレッスンの流れを紹介します。
バレトンがエアロビクスなどほかのエクササイズと一番異なるのは、裸足でレッスンを受けるという事です。
なぜ裸足でレッスンを受けるのかというと、
なんだそうです。
バランスよく立つために裸足が大事。これは覚えておきたいですね。
レッスン前に、シューズと靴下を脱いではだしになっておきましょう。
もし、足元が寒いようなら、靴下を足の指側だけで履くと、いいですよ。
ウォームアップで足裏の重心のかけかたを学ぶ
バレトンのレッスンが始まると、必ず最初に行うレッスンがあります。
それは、足裏の3点(親指、小指、かかと)で立つ練習です。

インナーマッスルを鍛えられ、脂肪減少効果にもつながるって、
やっぱり、バレトンはダイエットに適しているんですね。

最初は、3点で立つという感覚がわかりにくいかもしれませんが、足先に意識を集中させると、だんだんわかってくると思います。
足裏の3点で立つ練習を行った後は、3点のバランスをより高める運動に移ります。
具体的には、3点のうち、親指と薬指に重心をずらしたり、かかとに重心をずらす前後の動きや、右足に重点をずらしたり、左足に重心をずらす、左右の動きです。
慣れてくると、親指→薬指→かかとの順番で、足裏の重心を動かすことができるようになります。
足の指1本ずつに神経を届ける
次に、足の指を1本ずつ上げたり、親指以外を上げたりというように、足の指1本1本を動かすエクササイズになります。
こちらも、見ている分には簡単そうですが、実際に始めてみると、とても難しいです。
何度も何度も繰り返し練習するとできるようになるので、あきらめないでくださいね。
他に、準備運動として、バレエパートで出てくるプリエの練習なども行います。
フィットネスパートは大きく動くパート
ウォーミングアップが終わると、フィットネスパートに入ります。
外側の筋肉をしっかりと鍛えるため、ダイナミックな動きが多くなります。
サイドランジやニーアップといった、エアロビクスでもよく出てくる動き中心です。
たまに、お腹をねじる動作もあり、腹筋回りを鍛えていることを実感します。
最初はゆっくりと足だけの動作で練習し、続いて手を付けての動作練習の後、通常のテンポで動いていきます。
1つの動きを8回から12回程度やると、反対側の足で繰り返します。
すべてが終わると、バレエのパートに移ります。
バレエパートはバランスが求められる
バレエのパートでは柔軟性を鍛えることを目的としているため、バレエのように足先を広げプリエのポーズから始まります。
とにかくバレエのような優雅な動きが多く、片足で立ち軸足となっているの膝付近に、上げている足のつま先をつけるパッセや、片足を後ろに伸ばして身体全体を軽く前方向に伸ばすアラベスクなどが登場します。
気分はバレリーナですが、テンポが速いので動きが大きく汗が止まりません。
1つの動きを4~8回やった後、反対側の足で繰り返します。

バランスを養うため、片足上げなどが多いので、ついついグラグラするのは仕方ないですね
すべてが終わると、ヨガパートに移ります。
ヨガパートはリラックスモード
最後は、ヨガのパートです。
フィットネスパートと、バレエパートと違って、ややゆっくり目の動きが多くなります。
そのため、mヨガのパートでは、山のポーズやキャットポーズなど優しい動きがメインとなり、
フィットネスパートやバレエパートで使った筋肉の部位を癒すポーズが使われます。
ヨガパートは1つの動きを2回程度繰り返します。
ちょっと心落ち着く時間です。
フィットネスパート、バレエパート、ヨガパートを1セットで繰り返す。
フィットネスパート、バレエパート、ヨガパートをノンストップで行い休憩が入ります。
1時間のレッスンでは、この1サイクルをだいたい3~4回行います。

汗のかく量が半端ないので、水分補給だけは忘れずにしてくださいね
バレトン効果として、やり切るのが辛いけど、プロポーションをよくする期待がある
では、バレトンの効果はいかほどなのでしょうか。
バレトンに参加している人たちに話を聞いてみると、
と異口同音で答えてくれました。
ダイエット目的や、姿勢をよくするなど、目的は様々でしたが、みなさん、バレトンに対する効果が高いという認識です。
筆者が通うジムでは、バレトンのレッスンは常に満員御礼状態です。
初心者がバレトンに参加するのは全く問題なし

私、バレトンやったことないんですけど、
楽しめますか?

バレトンを初めて行う方でも、問題なく参加できます。
エアロビクスのように、複雑で覚えるという要素が少ないため、動きを理解するのも早いと思います。
しかし、テンポよくレッスンが進んでいくので、速さについていけない可能性もあります。
周りの目が気になるかもしれませんが、勇気をもって難しいところは、休んでください。
そして、できないといって、もうバレトンに出るのをあきらめるのではなく、レッスンを続けることで、身体が反応してできるようになっり、できるようになりますよ。

俺のような男性でも参加できますか?
周りが女性ばかりだと、恥ずかしいんですけど

バレトンは、女性専用というレッスンではない限り、男女ともに楽しめるレッスンです。
実際、男性の参加者も大勢います。
そのため、参加する事が場違いと思う必要もありません。
インナーマッスルを鍛えるので、むしろ、男性の方が筋トレ効果は高いでしょう。

服装などで気を付ける事はありますか

動きやすいウェアであれば、問題ありません。
ただ、汗を多くかきますので、大きめのタオルや、飲み水を用意する事をお勧めします
おわりに
バレトンは、フィットネス、バレエ、ヨガのそれぞれの特徴を十分に生かしたレッスンなので、
飽きが来ないのが良かったです。
内側、外側関係なく全体的に筋肉が鍛えられますので、
週に2回~3回バレトンを受けると、
本当にダイエットに成功し理想のからだを持つようになるのではないか、
そんな魅力が盛り込まれているレッスンだと感じます。
最後にバレトンのインストラクターをご紹介します。
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