こんにちは。
からだつくりラボです。
家に身体組成計があると思いますが、
実は正確な値というのは、体重だけという話があります。
体重計や身体組成計にのって、数秒ほどで体脂肪率が算定されますが、
体脂肪率は軽い電流を通して得た抵抗をもとに、
あるアルゴリズムを使って計算した結果であって、
実際の値ではないのです。
本人の体脂肪率を正確に測るためには、
現在の技術ではできなくないのですが、すごく大変で手間がかかるのが
現状なのです。
そんな中、普通の身体組成計で使われる技術とは違う技術を用いて、
正確な体脂肪率が計測できるよう研究して発売されている
身体組成計が、inbodyです。
最近、フィットネスジムでよく見かけるinbodyですが、
他の身体組成計と何が違うのか、詳しくみてみましょう。
inbodyとはどういう身体組成計か
一般的な計測方法
一般的な体脂肪率を計測する身体組成計は、主に「生体インピーダンス法」という方法を採用しています。生体インピーダンス法とは、体に微弱な電流を流し、生体の電気インピーダンス(圧と流の比)を測定し、そこから体脂肪率を推定する方法です。しかし、生体電気インピーダンスから体脂肪率を推定するアルゴリズムは、測定機器製造各社によって異なる事と、アルゴリズム自体、統計学を用いた計測によるため、機器によるばらつきが大きいのが実態です。
inbodyによる計測方法
inbodyは、生体インピーダンス法とは異なり、部位別直接インピーダンス測定法(DSM-BIA)、正確な測定を可能にする多周波数測定、高い再現性を実現する8点接触型電極法などの技術によって計測されるため、比較的正しく計測できると言われています。その結果、
InBodyは世界80ヶ国以上の医療施設や大学・企業の研究施設などで、臨床検査・臨床試験・栄養指導・健康 指導のツールとして使用されています
とありますように、多くの施設で扱われています。一般の人でもほしいと思いますが、業務用の機械という事で、高いのがネック。そのため、スポーツセンターなどで、計測するのが一般的です。
こちらが、スポーツジムでよく見かける、inbodyの身体組成計です。
inbodyの製品紹介
次に、inbodyの製品を紹介します。
どの製品も業務用なので、スポーツジムや保健所などで
見かけると思います。
さすが業務用だけあって、
これらの製品は、一般家庭では手が出ません。
家庭用inbodyが存在する
業務用で有名なinbodyですが、
実は家庭用のinbodyが存在します。
それが、こちらです。
業務用のinbodyと同じ測定方式を採用しており、
約10秒で体重・体脂肪だけでなく、骨格筋量、内臓脂肪レベルなどがわかります。
Tarzanの特集でもありましたが、
家庭用のinbodyは、業務用とほとんど変わらない精度を出していました。
値段は3万円近くしますが、
正確な数値を求めたい人には、買って惜しくない一品と思います。
inbodyの計測結果について
inbodyで計測すると点数が出てくるのですが、その見方について調べてみました。
一般の方が体成分の測定結果を簡単に理解していただけるように点数化したものです。
除脂肪量と体脂肪量の実測値を標準値と比べることで点数を算出します。
特に医学的根拠はありません。
InBody点数は80点を基準とし、体重調節の筋肉調節量が+1㎏、脂肪調節が±1㎏ごとに点数は1点下がります。
また、筋肉量が標準より1㎏多くなるにつれて点数は1点ずつ上がります。
というロジックで点数を算出していて、一般型、健康型などに分類しています。
ちなみに、点数による診断結果は以下の通りです。
70点以下:虚弱型、肥満型
70~80点:一般型
80~90点:健康型
90点以上:筋肉型
私は81点なので、健康型と判断されるようですが、
更に点数を上げるためには、脂肪を増やす(脂肪が足りないという診断)事と、
筋肉をもっとつけることが大事なんですね。
おわりに
体脂肪率を定期的に計測する事は、
からだつくりにおいても、重要です。
家では毎日定期的に自宅用の身体組成計で計測し、1カ月~3か月に1回は、inbodyを使って計測してみてはどうでしょうか。
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